僕が僕で或る為に…

夏…自分は夏生まれだが、暑いのは駄目だ。
お肌がベタつく…


この季節、学生は夏休みだ。
札幌で学んでいる友達も実家に帰ってきた。
彼らは、遊びたい盛りだ。
ソレは自分も同じ気持ちだ。

彼等は実家だと自分の行動が制限されてしまうのに
気づくと、友人関係を尋ねて、そこを根城にしようとする。

釧路で一人暮らしをし、中途半端に広い部屋に住む自分は
格好の餌食だ。


そこで、問題が起きた。
道徳心』と『礼儀』だ。


まず、1日目。虎政は友人を一人を招きいれる。
翌日、仕事なので友人をおいて出かける。

帰宅すると、友人が友人を呼び、増える。

虎政もまだ『まぁ、いいか』と思う。

2日目。友人が起きないので合鍵をおいて
朝早く仕事に出かける。

※ここで失敗!

仕事が夜遅くに終わる。
ぐったりとしながら帰宅。
すぐに、シャワーでも浴びて寝ようと思っていた。

扉を開けると、飲み会が行われていた。
7人くらい居る。
ここで、一度『猛虎スイッチ』が入る。
しかし、女性もいたので不完全燃焼に終わる。
合鍵を回収。


翌日、仕事帰りにウサを晴らしに、パチンコへ、
弊店ギリギリまで打っていると、
友人からメールが届く。
「家にいんの?」
面倒なので、無視していると、場所を特定され、
パチンコ屋まで来る。


友人「ウイイレやりたいから鍵貸して。」


その場で、殴り倒そうかと思った。
虎政「閉店まで打つから、鍵は車のと一緒になってるから
   貸せないよ。」

友人はブラブラしながら、どっかに行った。

10:30打ち辞めて、すき家へ。
メールが届く
「どこいったの?」
仕方なく「飯食って帰る」と返信
食後、スガイに行く。
友人から電話
友人「お前、どこいんの?」
虎政「ああぁ!!今帰るんだ!!」


虎政帰宅後、少ししてから友人到着。
流石に、空気をよんだ友人は、
「お邪魔します…」と言った。
空気を呼んでない友人は、
「なんだよ〜、メールとかも返さないで、
 俺等、暇だったんだよね。」


虎政「俺、お前等と何か約束してたか?」

『猛虎スイッチ』

「来る前に、一言、メールでも電話でも連絡くらい
 いれて、了解を得るのが筋じゃねぇのか?
 鍵は預けたが、人の家に勝手に上がって、
 まして人数増やして酒盛りって何事よ?
 手前等、棚上げて何吐いてんのよ?
 今日も今日だ!?俺は、今日お前等と何か
 約束していたかって言ってんだよ!」


親しい仲にも礼儀ありとは言ったものだ。
自分も自分を棚に上げないよう頑張ろう。