済んだ事は済んだ事

いやぁ…ビックリだ。
1週間前と比べるとビックリだ。

なにがビックリかというと
たった1週間で3Kg減った事ですね。


もう俺にはダイエットとか要らないですよ。
まぁ、“真っ当な痩せ方”では無いんですがね?


まぁ、自分の身体の事なんてさておき、
久しぶりにジャンプコミックスを読み耽ってしまいました。
今までずっと読んできたのは『ジョジョ』と『ワンピース』
その辺ぐらいでしたからね?
『たけし』とか最初は買ってたんですが、
途中から何か趣旨が外れてやめてしまったんですよ。
デスノート』とかは映画は観たんですが、
どうもコミックスを読もうという気になれないんですよ。
いい作品だという事は皆からも聞いてるし、
映画を観た感じでもきっと面白いと思うのですが、
そこに“何か”を感じなくて読む気が起きないのです。


よくあるでしょ?
「絵が気に入らない」とか、
なんかよく解らない理由が?

でも昔、ジャンプで割りと気に入ったのは
『明稜帝梧桐清十郎』とかだな。
アレは結構好きだったな。


おっと?話がずれてきましたね?
今回はアレにハマりました。

魔人探偵脳噛ネウロ

魔人探偵脳噛ネウロ 9 (ジャンプコミックス)

魔人探偵脳噛ネウロ 9 (ジャンプコミックス)

とりあえず9巻まで一気に読みました。
続きが読みたいです。
10巻は出てるそうじゃありませんか?
電人HALの途中です。


あ!?ちなみに虎政は週刊ジャンプは買いません。
でもたまに立ち読みして情報を得ます。
まぁ、結局は単行本派です。
面白そうな作品だけ読む人間です。
興味が惹きつけられなかった作品は、
一度チラ見したら何かのキッカケが
無い限り読みません。


マンガとか映画とかドラマとかアニメとかは
割と人間ドラマがしっかりしてたり、
今後の展開をググっと刺激してくる作品が
いいですよね?
あと演出とか構図とかデザインですよね?
自分は今回『魔人探偵』は“デザイン”と
人間性”に惹かれました。

普通の探偵物と違い、
(ほら、カネ田一少年とかナンコーさんとかですよ?)
犯人が本性を“ぶっちゃける”んですよ。
そのところに“人間性”を感じましたね。
なんていうか“狂気”でしょうか?
それが解りやすく描かれた“デザイン”
『騙す』『殺す』なんて理性の箍が外れた人間…?
もはや人間というべきでしょうか?
箍が外れた人間…?


まぁいいでしょう。


そんな人間の所業です。
その絵の表現に興味が惹かれました。
そして台詞回しとかも重なって、
人間性”の表現に一つとして感心してしまいました。
だって普通の推理ものは犯人がよほどの
愉快犯か異常者で無い限り、
怨恨だ、恋愛のもつれだとかで、
犯行解かれた犯人とかは、泣き崩れたり、
動揺に任せて逃げようとしたりするけど、
全然伝わってこないんですよ?
一時の衝動とはいえ、“一線”を超えた人間の
“心理”が…
こっちはお涙頂戴とか、『やったね!名探偵』なんて
ほのぼのしたモン望んでないんだぜ?


それは俺だけでしょうか?


まぁ、自分が小説やら漫画やら読むのは、
“他者の哲学”を垣間見たいからです。
どんな人でも癖はあります。
それと同じように考え方にも癖があります。
もはやそれは“生き方”と表現してもいいでしょう。
当然、それは作品にも出てきます。
だって、自分の頭にない事を書ける人なんて
“いるわけないじゃないですか?”
極論いえば、阪神ファンなのに、
巨人の羽織着ているようなもんです。
解りづらいですか?

何をするのにも“自分”はにじみ出てきます。
それすらも俺は“視たい”のです。
作品ていうのは形はどうあれ、
“俺はこう思ってる”“こう見える”“こう感じる”
じゃないですか?
それが他者にも伝わるか否かなんです。
変な話をすれば、虎政の視たい物は
“脳”です。
脳の中身です。
どんなに言葉をつむいでも表現できない事はあります。
どんなに絵を描いても伝わらない事もあります。
どんなに触れ合っても解らないことはあります。

だから虎政は“他者の哲学”を視たいのです。
虎政が色んな漫画読んだり小説読んだり、
ネットサーフィンしたり、友人と交流持ったり…
そういうのは全部“情報”を集めるためでしょうか?
“表現技法”を追い求めるためです。
ああ、なんとなく自分が解ってきました。
俺は何がしたいのか解ってきました。
人生においてボヤァとしてたのが、能書きをほざいてたら
解ってきました。
俺はそれが欲しかったのかなぁ?
自分が男の癖にものごっつ喋るのは、そうなのか?
でも、まだまだ足りないから、
全ての人へ、それぞれへの言葉を探してるんだ。



ああ…またまた話が変に逸れていきましたね?
駄目ですね?
“面白い”漫画は沢山あります。
でも人によって“面白い”には差がありますよね?
ベクトルが全く同じ人間は居ますか?
近くても突き詰めれば微妙に違ってるのです。
だから“人間”は“面白い”のです。
便宜上は同じ“人間”でも、
全部は“違う生き物”なんです。
俺は“人間”が知りたいのです。
そんな“人間”とはなんなのかが知りたいのです。


駄目人間が何をほざいてるのかは
アレでしょうが?もしかすると“生きる”って事は
“知る”って事とか“考える”って事とかが大事な
キーワードなんじゃないでしょうか?
だって未だに人類は人類の事を100%解明してないのだから。


長くなりまして
“駄目人間”
“不良品”
“昼行灯”様々な形容詞がありますが、
一言に“馬鹿”の戯言でございました。

いやぁ、でも『魔人探偵』は結構面白いと思うよ?