何故、大企業は自ら似たような商品を扱うのか?

このテーマでピンと来る人と来ない人はいるかな?
例を挙げてみましょう。


企業例:大塚製薬

商品例1:カロリーメイト
商品例2:SOYJOY


さて、このように例を挙げた時に
皆様は如何様なツッコミをいれるのでしょうか?

ここで、こんな会話を他人に投げかけてみてください。


○自分『なぁ、どうして大塚製薬
    自分からカロリーメイトの敵になりそうな
    SOYJOYを作ったのかなぁ?』


はい、この投げかけに対しての答え。
これで大抵の人の見分けが付くと考えてます。


○A1『そうだよね馬鹿だよね』


もう論外ですね。


○A2『きっとカロリーメイト食べない人が
    食べやすいもの作ったんじゃないかな?』


なかなかいい考えですが、もう少し掘り下げられます。
どうでしょう?
この2つの回答を聞いて皆様は如何に思いますか?
自分ならどう答えますか?

ここで、例題のカロリーメイトとSOYJOYについて
もう少し情報を与えます。
そうすれば大塚製薬という企業が少しだけ見えてきます。


カロリーメイト
説明:バランス栄養食品
   5大栄養素をバランスよく含んだ食品
   11種類のビタミン、6種類のミネラル、タンパク質、脂質、糖質を
   手軽に補給できるバランス栄養食品です。
   (ゼリーは10種類のビタミン、5種類のミネラル)
   ビタミンは1日に必要な量の約半分が含まれています。
   缶タイプとゼリータイプは1個200kcal、
   ブロックタイプは1本100kcalと、カロリー計算が簡単にできます。
   ●エネルギー:400kcal ●タンパク質:8.4g ●脂質:22.2g
   ●糖質:40.7g ●食物繊維:2g ●ナトリウム:370mg ●カリウム:100mg
   ●カルシウム:200mg ●鉄:2.5mg ●マグネシウム:50mg ●リン:100mg
   ●ビタミンA:225μg ●ビタミンB1:0.5mg ●ビタミンB2:0.6mg
   ●ビタミンB6:0.5mg ●ビタミンB12:1μg ●ナイアシン:5.5mg
   ●パントテン酸:2.8mg ●葉酸:100μg ●ビタミンC:40mg
   ●ビタミンD:2.5μg ●ビタミンE:4mg
   ※上記栄養素は味により若干変化します。
   味は現在『チーズ』『フルーツ』『チョコ』
   新発売に『ポテト』がある。   

<SOYJOY>
説明:小麦粉を使用せず、大豆粉だけを生地に
   使用しているのが大きな特徴です。
   大豆をまるごと粉にしているので、大豆タンパク、イソフラボン
   食物繊維など、大豆の栄養素をあますところなく摂取できます。
   フルーツをふんだんに使うことにより、果物の自然な甘さが加わり、
   いままでの栄養食品にない、ナチュラルなおいしさに仕上がりました。 
   ●エネルギー:137Kcal ●たんぱく質:4.2g ●脂質:7.7g ●糖質:11.4g
   ●食物繊維:3.3g ●ナトリウム:32〜71mg ●大豆イソフラボン:20mg
   ※上記栄養素は味により若干変化します。
   味は現在『マンゴーココナッツ』『アップル』『レーズンアーモンド』
   『カカオオレンジ』『アプリコット』『サンザシ』がある




上記の説明文だけだと全く違う商品のように見えますね。
そうです違う商品なのです。

でも商品イメージは如何ですか?
『時間が無い時にさっと食べれる栄養食品』ではありませんか?
同じスナック系の食品ではありませんか?
そんなイメージを与えているから、
CMとかの内容はこんな感じです。
発売当時はみのもんた(御法川 法男)が仕事の合間に
SOYJOYをかじったりしたイメージCMが多く、
今は現材料の大豆をピックアップした
グループインタビューのCMです。
カロリーメイトは今は瑛太荒川良々を使った
忙しい人の食事をイメージしたつくりです。
一応差別化を図っていますがどうでしょうか?


でも、そんな事は、大企業様はお見通しです。
では何故にそんな考えも考えられる中で、
発売しているのでしょうか?

うふふ?解ってきましたか?
長くなりそうなので宿題にします。
コレが解けると応用問題で
コカ・コーラ』と『スプライト』の関係も
解けてきます。

<何故、大企業は自ら似たような商品を扱うのか?>
この話題はちょっと面白いですよ?